欠陥住宅事例97(合板の・・・・)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
3連休の2日目ですね。
今日は休みにしました。
最近、小さな書類ミス等が多く
少し、頭切り替えないと「ヤバイ」です。
■ 今回の事例__________________
・「・・・あとで解説します」
_______________________
問題です。
写真の内容はどちらでしょう?
1、火事で燃えた合板
2、雨漏りで腐った合板
・
・
・
・
答えは 2番の雨漏りで腐った合板です。
実物を見てますが、
まるで火事で燃えたよう。
黒い部分のカビがそう見せるのでしょう。
触ると柔らかく、手でボロボロに崩せます。
この状況に本人が気付いたのは
新築後8年目。
部屋のクロスにカビが出て・・
壁内部の断熱材、合板などが
8年間保水し
気が付かなかった結果です。
もし,大地震が来たら・・・
完全に倒壊したでしょう。
写真は補修中ですが、
足場を掛け、外壁を剥がし、サッシを外し
他いろいろ、ものすごく大変な工事です。
費用もたくさんかかります。
実はこの現場、建てた業者が倒産しているんです。
結果・・・自費補修
最悪です。
◆対策
壁の中の雨漏りはわかりにくいです。
雨漏りしにくい設計、材料選択がまずは大事です。
あとは外装材の仕上げ前、
防水下地を検査することです。