欠陥住宅事例113(ヘアクラック)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
急に寒くなりましたね。
東京のホテルから深夜、メルマガ書いています。
(配信は翌日ですが)
■ 今回の事例__________________
・「基礎のヘアクラック」
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写真解説:先回との比較でヘアクラック
の掲載です。
先回は地盤沈下の影響による
基礎のクラックを掲載しました。
今回は比較しやすいように
欠陥とは言えませんが
「ヘアクラック」
いわゆる収縮クラックの紹介です。
ヘアクラックの場合
ひび割れの幅が細いですね。
だいたい0.2mm程度でしょうか。
コンクリートは乾燥過程の中で
水分が蒸発します。
急激な乾燥や
水分の蒸発が多いと
ひび割れが起き易い。
起きてしまったひび割れは
内部の鉄筋が錆びないように
ひびの幅に応じた補修をしましょう。
◆対策
手をかければクラック発生の確率は減ります。
・固いコンクリートを打つ
水分量の調整
・打設時、遊離水など余分な水分、空気を排出
職人任せにしないことが一番重要です。