欠陥住宅事例110(基礎天端レベル不良)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は現場の予定なし。
明日、締め切りの重要書類がありまして
それに集中するためです。
仕事⇒書類⇒仕事⇒書類・・・というように
事務所で過ごしています。
■ 今回の事例__________________
・「基礎の天端レベル不良」
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写真解説:基礎の天端の凸凹。
水平でないといけない部分が
明らかに波打っている
基礎の天端が「ガタガタ」な事例
写真でわかりますでしょうか?
通常、基準としまして、全体で許される誤差は
4~5mm程度の高低差が一般的です。
今回の現場は最大8mmの高低差がありますし
目視でも水平が悪い事は明らか。
基礎の水平が悪いと建物は真っ直ぐ建ちません。
この家は
柱の下などに「かいもの」をたくさん入れて
水平にしてました。
基礎の水平精度を確保するには
かなり手を加えないと出ません。
今回は目で見てわかる悪さなので
やっている本人は気づいているはずです。
◆対策
基礎は家の土台で水平は重要!
当社は検査が該当すれば水平測定をしています。
自主検査ではこれがなかなかめんどくさくて
省略されているケースが大半です。
検査するとわかると職人さんも
結構気を使って施工します。
やはりチェックしかありません。