欠陥住宅事例119(壁断熱材空洞)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週もそこそこ忙しいですが
9月に比べると余裕出ています。
■ 今回の事例_________________
・「壁断熱材の大きな隙間」
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写真解説:赤外線カメラの画像。エアコン下と横の壁、
黄色の部分で断熱材が抜けて紫部分は
入っている。
壁断熱材の「未施工部分」 一番気が付く人は?
エアコン屋さんです。
壁に穴をあけるからですね。
もし、最初からエアコン配管を入れていたり
配管を通す「スリーブ」を入れていれば
誰も気が付かないでしょう。
今回、赤外線カメラで発見できましたが
通常は壁を取らない限りわかりません。
写真の例は
追加代金を払って性能の良い断熱材を選んだのに
家の壁30~40%に空洞があった。
施工ミスもここまでくると
かなり悪質です。
高断熱を希望したのに
これでは冬寒く、夏暑いでしょう。
◆対策
断熱材の自主検査を行なっている
会社は少ないです。
断熱材はあとから見ることは出来ません
隠れてしまう前にチェックしましょう。