欠陥住宅事例48
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
『鉄筋が離れている』を紹介します。
■今回の事例____________________
・一番上に入る鉄筋と縦の鉄筋が離れている
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平成12年国土交通省告示第1347号に
立上がり部の主筋として径12mm以上の異形鉄筋を、
立上がり部分の上端および立上り部の下部の底盤に
それぞれ1本以上配置し、かつ、補助筋(縦筋)と
緊結したものとすること。
と記載がある。
※「異形鉄筋」とは・・表面に凸凹した鉄筋の事で
現在はほぼ100%これが使われています。
現在ハウスメーカーは工場で鉄筋を加工して
溶接による組み立てをするのでこのような例はないです。
今回は長さを間違えたのでしょうか?
実は・・・基礎の下の地盤ならしが悪く、縦の鉄筋が
下がったためにおこりました。
◆対策
基礎の配筋検査しか対策はないです。
普段、あまりない例なので検査する人によっては
見落とす可能性もありです。
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