事例729『柱にスイッチBOX』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
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■(1)今回の事例___________
「柱にスイッチBOX」
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◆写真解説
RC柱にスイッチBOX。
鉄筋の切断、間隔が広い。かぶり不足の可能性がある。
◆内容説明
躯体欠損となるコンセントやスイッチは、柱、梁には設けません。
解説に記載したように、鉄筋への影響があります。
使い勝手上必要な時は、スイッチBOXの厚さ分、
コンクリートを厚くするなどしないといけません。
設計時に配慮されていれば問題ありませんが、
電気配線の計画があとになり、
BOXを無理やり入れこむことが多いです。
◆対策
電気配線の計画、確認時に位置を確認する。
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■(2)編集後記
・保証が切れても無償修理が当たり前。
・図面どおりでも、気に入らなければ無償でやり直し。
などで、もめているケースがあります。
消費者が業者より強いと思っている方が多いです。
新聞社やテレビ局に情報を送ると脅しても
簡単には取り上げてもらえません。
マスコミが叩くパターンは決まっています。
正しいのは自分だから、裁判で勝てると思っても
内容によっては全く認めてもらえないこともあります。
家は頻繁に買うものではありません。
初めて買うのに、契約時には物がない。
金額が高価なため、損害が出ると大きくなりやすい。
安易な契約をせず。
事前によく確認し、業者を選ぶことが大事です。