事例730『断熱材の沈下』
ほぼ1日雨でした。
雨の日の検査で嫌なのが、樋が付く前の軒先の下を歩くこと。
今日2件目が構造検査。
外周確認のため、雨でも足場を歩きます。
軒先からの大量の雨で、カッパを着ていても
袖などから雨が入ります。
カメラは水深10M以上の防水の物を使っています。
■(1)今回の事例__________
「断熱材の沈下」
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◆写真解説
セルロースファイバーの沈下。梁下に大きな隙間が発生。
施工密度の低さが原因。
◆内容説明
古紙が原料のセルロースファイバー。
施工は、圧縮された材料を一度砕き、空気と一緒に
壁内などへ専用の機械を使い送り込む。
誰でも簡単に施工できそうですが、
熟練した職人がやらないと、充填が甘くなる恐れがある。
◆対策
施工後、表面を押すなどして施工具合の確認をする。
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■(2)編集後記
午後は欠陥の是正確認に行ってきました。
依頼者は、ホテル住まい。一旦、家財を全て
出しての工事です。
何度か欠陥検査に入り、是正をしていただいているメーカー。
このところ担当者たちと頻繁に会うため、このメーカーの人たちの
顔と名前をずいぶん覚えました。
相手は、今後は私と会うことがないように
社内でいろいろ対策を講じていると思います。