事例735『土台のカビ』
今日、県外での裁判が延期になり、予定を組み変え
現場をフルに回ってきました。
事故渋滞などにもはまり、事務所に戻ったのは20時。
連絡希望がいくつか入っていますが、
今から書類を書かないといけないので
メール以外は明日以降の対応になります。
(この本文は早朝に原稿を書いています)
■(1)今回の事例______________
「土台のカビ」
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◆写真解説
土台のカビ。床下の湿気が原因で大量のカビが土台に発生。
◆内容説明
住宅の省エネ化で、気密の高い家が増えています。
床下を換気しない基礎断熱の家も増えていて、
計画換気などで、床下の湿気を対処しないと
カビなどが発生することがあります。
ただ、計画換気が動くのは電気が通ってから。
雨に濡れたまま床を密閉してしまうと、工事中にカビが生えます。
◆対策
床下を換気しない場合は、機械換気などで湿気対策をする。
定期的に床下を点検する。
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■(2)編集後記
数ヶ月前に欠陥検査した家の近くを、たまたま通りました。
引渡し前のタイミングでの検査。かなり重大な欠陥があることが分かり、
それを知った業者がカギをかけたため、
施主さんは今でも、家に入ることができません。
住むのに危険な家ですが、自分の家に自由に入れない。
非常におかしな話です。
裁判が終わるまで、壊すこともできない。
安全な新居に住めるのは、数年先になりそうです。