長期優良住宅仕様のトラブル

長期優良住宅、あまりメリットがないなどの理由で、申請をやめて、
仕様だけ長期優良住宅という家が案外多いです。

長期優良住宅にする場合、省エネは最高ランク。耐震性は等級2以上
にしないといけません。申請をしないと、このあたりが曖昧になることが多い。
計算せずに等級3ですとか、省エネは最高ランクですと
業者の担当者が口頭で答えるケースが多いようです。

よくあるトラブルは、完成し最初の冬を迎え、寒い家だと感じる。
そこで検査を依頼し見てもらうと、省エネ仕様の施工になっていない事が分かる。
また、構造も等級1(3段階の最低)しかない。

業者へ文句を言っても、長期優良仕様でやるなんて約束はしていないと言い張る。
図面にも表記はない。記録も残っていない。こうなると泣き寝入りするしかありません。

耐震や省エネに関することは、きちんと希望を伝え、図面に明記させるなど
記録に残しましょう。あとあと、やり直すにも壁などを壊さないとできないため
修理が非常に困難です。

 

 

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