事例746『床下断熱材の落下』
今日は4月のような陽気。
行くところで天気がころころ変わりました。
名古屋市緑区は晴れ。四日市市は雨。各務原市は曇り。
どこも気温は高めだったため、検査はやりやすかったです。
■(1)今回の事例______________
「床下断熱材の落下」
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◆写真解説
床下断熱材の落下。落ちている確率は結構高い。
床が冷える原因になる。
◆内容説明
完成後に床下に入ると、結構な確率で床下の断熱材が
垂れたり、落ちています。
スタイロ系は、ぴったり切って、無理やり押し込めば
垂れるようなことはないが、多少緩めに切ることが多いため、
固定は、固定具頼りになる。
また、新築時は落ちていなくても、木が痩せたり
振動で落ちることもあります。
専用の留め具が、改良されれば、この例は減ります。
◆対策
定期的に床下を点検する。
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■(2)編集後記
今日紹介しました床下断熱材の落下。
床下断熱材は、普段目にすることがなく、
落ちていても気づくことはないでしょう。
そのため、苦情もなく、製造メーカーが留め具の改良を
しないと思います。
たくさん床下を見てきて、上場企業は落ちにくい
断熱材を使っています。
一般的な断熱材メーカーのカタログを見ましたが
どれも該当しません。
オリジナルなんでしょうか。