富士ハウス訴訟終結
2009年に経営破綻した富士ハウス。
破綻を知りながら工事代金を前払いさせたとして、
元社長に損害賠償を求めていた裁判が先月、終結しました。
原告団127人のうち33人の請求を認め、残り94人は退けられた。
判断を分けたのは、契約がメインバンクの支援打ち切り宣言日の前か後か。
このニュースで思い出したのが、富士ハウスの受け皿会社となった「らいずほーむ」。
数回検査に入り、最近名前を聞かないと思っていたら、
昨年破産していたことが分かりました。
多くの富士ハウスの元社員、業者が移っていました。富士ハウスで損した分を
取り戻そうと思っていた業者は、さらなる損害を背負ったと思います。
持ち家の住宅着工数が、昨年は20%減。
業者の倒産リスクが高まる中、同じような事件が起きないよう
前払いなどは気をつけないといけません。