事例753『ユニットバス断熱施工不備』
今から20年ほど前のハウスメーカー時代、
電話だと記録が残らないので
FAXで連絡しろという会社命令がありました。
一時、自宅用にFAXが支給されたこともありました。
このところ、監督さんたちの電話による連絡ミスが多い。
私は日時や金額などは、メールなどで伝えます。
携帯しか持たない人へはショートメールを入れるようにしています。
■(1)今回の事例______________
「ユニットバス断熱施工不備」
_______________________
◆写真解説
ユニットバス床廻り、気流止め未施工(非基礎断熱仕様)。
床下からの空気が上がり風呂が寒い原因になる。
◆内容説明
ユニットバスの壁の周りには隙間があります。
そのため、1階にユニットバスがあると、
床下の空気が壁の周りに入り込む。
天井の点検口をあけると、強い風を感じることもあります。
ユニットバスが寒い原因は、床下の冷気であることが多い。
長期優良住宅やフラット35の省エネを選択すると
ユニットバス部で以下のどちらかの施工が必要になります。
・ユニットバス部のみ基礎断熱にして、外気を床下に入れない。
・ユニットバス床裏を断熱し、壁周囲は床下からの空気が
入らないように気流止めを施工する。
最近でも施工不備をよく見かけます。
◆対策
ユニットバス施工前に断熱施工内容の確認を行う。
==============================
■(2)編集後記
先回記載した床下で見た気持ち悪い虫。
具体的に記載すると
海辺によくいる「フナ虫」のような虫が
基礎のコンクリートが見えないくらい大量にいた。
LEDの明るいライトをあてると一斉にいなくなった。
家のどこへ行ったのでしょうか?
壁の中でしょうか?