事例789『2階床合板釘打ち忘れ』
今日、新しい特殊機械が納入されました。
取扱い説明を1時間ほど受け、
あとはここ1週間くらい、いろいろ試す予定です。
この機械は性能、価格がハイグレードなため、
これを標準で使う瑕疵検査などは、検査価格の改定を
予定しています。
実際の性能を確かめてから、
金額などを決めようと思っています。
■(1)今回の事例______________
「2階床合板釘打ち忘れ」
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◆写真解説
2階床合板、釘の打ち忘れ。
構造の一部である床の固定不良は耐力減となる。
◆内容説明
新築の構造検査で、指摘する確率が高い項目の一つ。
梁と合板の接合部の釘打ち忘れ。
釘を打つ箇所が多いため、大工さんが忘れやすい。
また、切りくずなどが散乱していると見にくいため
良く見ないと検査で見落とすケースもある。
2階床の耐力は、昔は火打ち梁で取っていました。
最近は、合板で取ることが多く、釘をきちんと打つ必要がある。
◆対策
フローリングを張られてしまうと、釘は確認できません。
躯体が組み上がった時に全数検査をする。
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■(2)編集後記
7月の移動距離は過去最高になりそうです。
仕事柄、どこへ行くかは公表できませんが、
計10日ほどは愛知周辺以外に居ることになりそうです。
場所によっては検査費用より交通費、経費が高くなることもあります。
そこまでして私に依頼をしていただけるのであれば、
スケジュールがきつく、いろいろ無理、難題があっても
検査に行こうと思います。
遠方の検査でも、2日かかる場合、電車がない場合などをのぞき
できる限り日帰りの日程で検査に伺います。