事例800『筋かいの切断』
このところ早出が続いています。
夏至の頃に比べますと日の出も遅くなり、
起きる頃にはまだ暗いです。
明日も早出です。早めに寝ようと思います。
■(1)今回の事例______________
「筋かいの切断」
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◆写真解説
配管と筋かいが干渉。
配管を優先し筋かいを切断した。天井点検口から発見。
◆内容説明
設備と構造。どちらを優先するか、現場でよく起きる問題です。
通常、構造が先に施工される。その後、設備の施工。
設備も家にとって必要な物なので、無くすわけにはいかない。
構造と干渉することが分かってから位置を変更すると
やりかえなどが生じるため、強引に構造を傷めてしまうケースが多い。
天井裏など、普段見えない箇所では、こういった施工は珍しくない。
◆対策
設計時に設備配管の経路、納まりを決める。
工事中、まめに現場を確認する。
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■(2)編集後記
現場からの帰り、車の外気温計に注目していました。
豊川インターあたりで34度。
岡崎インターあたりで36度。
豊田ジャンクションあたりは、曇り+風が強く33度。
名古屋インターで豊田と同じ天候でも36度。
事務所のある名古屋東部は、東へ30KMほど行くと
暑いことで有名な岐阜県多治見市があります。
地形的に暑くなりやすい地域なのでしょうか。