事例816「床下断熱材の落下」
レンタカーのタイヤに釘が2本も刺さっていた。
途中でパンクすると嫌なので、ガソリンスタンドでタイヤ交換。
結構時間を取られましたが、安心して移動できました。
■(1)今回の事例______________
「床下断熱材の落下」
_______________________
◆写真解説
床下断熱材、振動によって落下。
ぶ厚い断熱材を入れた意味がない。
◆内容説明
床下断熱材は、大引き間に挟んであるだけの固定が多い。
そのため大引きがやせると挟み込みが甘くなり落ちやすい。
断熱材の種類によっては、受け金具があるが、
金具が下に落ちているケースをよく見かける。
断熱材が落ちていても、そこの床だけ特別寒いと
感じることはないため、
床下をのぞかないと落ちていることに気づかない。
◆対策
ウレタン吹き付け以外の断熱材は、落ちるリスクがある。
落ちにくい材料を選ぶことも重要です。
==============================
■(2)編集後記
今回の例のように、床下などの普段見えない箇所では
いい加減な施工が多い。
今日検査した家も、ずさんな工事を発見。
隠さず施工時に直しておけば、補修費用は10分の1以下
で済んだと思います。