事例838「床合板裏のカビ」
大きなミスを隠蔽。それが発覚しても謝らない。
認めると修理に大金がかかるため
裁判で損害賠償額の減額を探る。
こんな事例が3件続いています。
■(1)今回の事例______________
「床合板裏のカビ」
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◆写真解説
1階床合板裏に生えた大量のカビ。
基礎断熱で通気、換気がなく、床下が湿気たのが原因。
◆内容説明
完成検査で床下に入ったところ、合板裏のカビを発見。
工事中、雨に濡れ、乾燥しないままに床を組んだためと
冬場、結露で床下が湿気たことが原因。
基礎断熱のカビ問題は非常に増えています。
床下なので気づいていない家も多くあると思います。
◆対策
基礎断熱にする場合は、湿気対策を計画する。
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■(2)編集後記
高所など危険な場所での仕事があります。
その時心がけていることは安全配慮。
危険率が1%でもあれば、できる限りの安全策を取ります。
怪我をすれば仕事ができなくなるし
いろんな方に迷惑をかけます。
現場で若い方たちを見ていると
危ないと思える行動が目に付きます。
安全対策がカッコ悪いと思っている人もいるようです。
大手の会社でなければ、社員が安全研修を受ける機会は少ない。
建設業者に対し安全研修を強制化してくことも大事だと思います。