争わない生き方
今日、1件の打ち合わせ以外は書類を書いていました。
瑕疵検査の書類は、かなり集中しないと書けません。
日曜日なので携帯のスイッチを切って仕事してました。
忙しい時でも、移動中や寝る前に本を読んでいます。
昨日読んだ本を紹介します。
西中 務弁護士が書いた本
「ベテラン弁護士の「争わない生き方」が道を拓く」
題名どおり争わないことを勧める内容。一例を紹介すると
・話し合いで解決しないから裁判をするわけですが、裁判をしなくて
すむならそれ以上のことはありません。
・争わず和解で解決すると、相談者が幸せになる例が多いのも事実です。
たくさんの弁護士と仕事してきました。弁護士もいろんなタイプの方がいます。
ベテランで余裕がある弁護士ほど和解を勧めます。
反対に仕事が欲しくて仕方がない弁護士は紛争を煽ります。
相手への怒りが強いと、紛争を煽る弁護士がいい弁護士に見えてしまうので
注意してください。
その他、本の中で儲かっている工務店経営者向けの内容もありました。
・訴えられたほうがお金持ちで、社会的地位も高い場合は、
争っていいことなど実はひとつもありません。
年商何十億のある会社が、結構な数の裁判を行っています。
この会社、トラブルに発展すると即、弁護士が入ります。
完成時や入居後、怒っている方が多く、噂は職場などで広まります。
一時期、急成長していましたが、最近は売り上げを落としているようです。