事例907「筋交い金物欠落」
昨日、出版社へ出向き、編集部の中に入っていくと
清原逮捕の話でざわついていました。
そのあと検査会社などが集まる会議に参加。
インスペクションの新たな仕組み作り、
ハウスメーカーの瑕疵の情報交換をしました。
今朝は、別の出版社で打ち合わせをしたあと
名古屋に戻り、現場へ行きます。
■(1)今回の事例______________
「筋交い金物欠落」
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◆写真解説
筋交いの端部を固定する金物が未施工。
1、2ケ付け忘れる例が多い。
◆内容説明
最近の新築検査で3回ほど指摘が続いた例。
地震時に筋交いが外れると建物が倒壊しやすい。
金物未施工は基準法違反になる。
数多くの金物を付けるため、忘れが出やすい。
金物の取り付け位置は上か下。
通常の目線から外れるため、誰も気づかないことが多い。
◆対策
全数検査を行う。
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■(2)編集後記
欠陥住宅を施工した業者の過去を調べるため、
地方の建設事務所へ行ってきました。
情報の閲覧を申し出たが、なぜかその業者の資料がない。
登録地から間違いなく、そこにないといけない。
何故ないか、理由は不明。
誰かが資料を持ち帰ったのでしょうか。
謎を減らすため、調べに行った。
謎を一つ増やして帰って来ました。