欠陥が減らない理由
このところ、ほぼ毎日、面談、相談があります。
週末や直前は予約が取りにくい状態です。
いろんなメーカーの現場やたくさんの紛争を見ているため
家を買う方たちに、話す内容はいろいろあります。
瑕疵検査した家。構造計算書にこんな警告が出ていた。
「地震時に基礎が浮く」
対処として、浮かないような構造を検討し、修正することが当たり前だと思います。
しかし、何の対策もされず、設計者のこの一言で確認申請はおりている。
「上の躯体が浮き上がりに有効な形状。問題ないと判断します」
根拠を出すのが普通だと思いませんか?
今の建築業界は、建築士が良いと言えば、
行政はおかしいと思っても深く突っ込まない。責任は全て建築士。
そんな状況だから、欠陥やミスが無くならない。