事例963「壁内の湿気」
昨日、今日の豪雨はすごかった。
スコールという表現をしているニュースもありますが、
南国のスコールより降り方がひどいと思います。
■(1)今回の事例______________
「壁内の湿気」
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◆写真解説
壁内に湿気がこもる。
湿気が抜けない構造であることが原因。
壁内結露の原因となる。
◆内容説明
日本の家は、夏の暑さ対策、冬の寒さ対策。
そして湿気対策を考えないといけない。
湿気について、結露のメカニズムを理解していない設計者や施工者が多い。
そんな現状だからミスはいまだに起きている。
写真はコンセント部から壁内に入った湿気が
抜けずに壁内に溜まっている状況。
断熱材はグラスウール。外壁面に構造用合板あり。
外壁の通気層はあるが、空気が滞留しているため、湿気が抜けない。
◆対策
湿気対策を設計時に考える。
壁内に湿気を入れない。湿気を入れたらどう抜くか。
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■(2)編集後記
日常的に書類の締め切りに追われるため
仕事術の本は今まで何十冊も読んできました。
最近読んだ仕事術の本は、
元マイクロソフトの伝説のプログラマー、中島聡さんが書いた
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」(文響社 )
書いてある内容は、私もいくつか実践していました。
今現在も書く仕事がたまり気味。
効率よく片付けないと、お盆休みが取れません。