地盤の知識
建築士、建築業者は地盤について知識がないため、
地盤については、地盤調査会社に全て一任し、自分で判断しようとしない。
よくある例で、県が造成した宅地を業者が買い、地盤沈下が起きると県を訴える。
そもそも地盤の知識があれば、何か対策を講じるでしょうし、その宅地を買わないでしょう。
今現在、空き家問題が増える一方で、宅地開発も盛ん。
危険な箇所でも何でも宅地開発するため、自然災害で事故が起きやすい。
地盤が専門の大学教授に会う機会がありました。
わずかな時間ですが、水みち、活断層を現地や資料から判断する方法など
地盤についての知らない話を聞けました。
その先生曰く、住宅の地盤調査会社は土木業界から見ると無知すぎるそうです。
確かに杭がいる要らないを判断しているだけで、それ以上の解析はしないし、知識もない。
大雨や大地震で地盤に変異が起きれば、いくら家自体が丈夫でも意味がない。
土地を買う前に地盤の専門家に土地を見てもらうことも必要かと思います。