事例972「構造用合板欠落」
今日の昼前、空が暗くなり、雷が鳴り始めたと思ったら
強い雨が降ってきました。
最近はスマホで雨雲の動きが確認できます。
今日みたいな日はあらかじめ調べておくとよいですね。
■(1)今回の事例______________
「構造用合板欠落」
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◆写真解説
石膏ボードの裏側にあるはずの構造用合板がなく、
設計耐力が確保できていない。
合板の施工があれば、下地探しの針が止まる。
◆内容説明
一部、構造用合板を内側の壁に施工するケースがある。
その場合、断熱材施工後に合板の施工となるため、
保険の構造検査などで確認できない。
未施工分、耐力が落ちる。
◆対策
石膏ボードを張られると見えなくなる。
見える段階でチェックする。
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■(2)編集後記
雨の降り方が変わってきているようです。
これだけ量が多く、強いと雨漏りの懸念が増えます。
新築時は瑕疵担保保証が10年間あります。
最近は瑕疵保険もあるため安心です。
10年超えて防水工事をやりかえた際は
保証書をもらっておきましょう。
保証書がないと、雨漏りした場合に
経年劣化で処理され、修理代が自己負担になることがあります。