床下の高さ
木造住宅の基礎の高さは、地面から30CM以上(告示)。
30CMで設計をすると、ベタ基礎内部の基礎の高さは25CM。
(スラブ面が外周の地面より5CM高い)
この高さは、配管などがあると人が通れない。
今日検査に行った家は、この高さ。
点検のしやすさを考えると好ましくない。
写真では低く見えないかもしれない。
大引き下(床を支える横方向の木)は、基礎パッキンの+2CMで約27CM。
大引き下は、おなかの台車を外さないと通れない。
フラット35や長期優良住宅の基礎高さは、地面から40CM以上。
たった10CMの違いで点検が格段にしやすくなる。
理想を言えばあと5CM。地面から45CM以上の高さが良い。
建築家の設計の家で基礎が低い家が多い。
メンテよりデザイン優先です。