事例1044 「天井裏のカビ」
名古屋市役所付近にある工事現場の看板を見たら
「中央新幹線緊急避難口工事」と書いてありました。
身近なところで工事が始まっているのを初めて知りました。
■(1)今回の事例______________
「天井裏のカビ」
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◆写真解説
天井裏のカビ。新築1年目の夏、ダウンライトが故障。
天井裏にカメラを入れると、カビが大量に発生していた。原因は結露。
◆内容説明
天井裏に大量の水蒸気が発生。
夏を迎え、エアコンを入れると結露が発生した。
(エアコンが天井を冷やし、結露が起きた)
原因は、湿気を含んだ建材の使用と換気不足。
この事例を私が目にしたのは2件目。
同じ仕様の家で結露が起きている可能性が高い。
メーカーに苦情を言っても真面目に対応しない。
この家も器具が不良品だといい、カビ、結露を隠蔽していた。
検査に入らなければ、隠し続けるつもりだったかもしれない。
天井裏であり、気づかず生活している方も多いと思う。
リコールすべき事例だと思う。
◆対策
天井裏や壁内のカビは、室内側に何か異変が出ることが多い。
この家は、ダウンライトの故障以外に、虫が大量発生した。
異変を感じた際は、専門家に相談をする。
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■(2)編集後記
住宅を買う人、造る人にとって、将来的な予想であまり明るい話題はありません。
先の心配をしていたら購入に踏み切れませんが、
いろいろな専門家が予想していることも頭に入れ、
家を買うことをお勧めします。
そう遠くない将来、大きな変化があるかもしれません。