事例1054 「洗濯排水接続部の隙間」
今回の台風で、自宅や事務所のある名古屋東部は、
特に大きな被害はなかったようです。
午前中に行った現場は足場がぐらぐら。
強風で揺れが激しく、やや緊張しました。
■(1)今回の事例______________
「洗濯排水接続部の隙間」
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◆写真解説
洗濯排水、床下の接続口。隙間があり、下水臭が漏れている。
悪臭の原因は接続不良が多い。
◆内容説明
一般的な接続方法ではありませんが、新築の家で撮影した写真。
臭いを防ぐトラップは、この上にあるため、下水の臭いが隙間から出てくる。
住宅の問題で臭い、音も多い。
特に配管はきちんと流れること以外に、臭い対策を講じることも重要です。
◆対策
完成時に床下を確認する。
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■(2)編集後記
欠陥検査後、書類を受け取った業者が怒っているという話をよく耳にします。
「誰だ検査した奴は、どんなレベルの奴だ」など。
怒りの原因は、修理にお金がかかるから、腹が立つ。(お金の損失)
きちんと造らない事に原因があることは頭にない。
今はネットで情報を拾い、施主が自ら瑕疵を判断することもある。
造る側は、もっと品質管理に重点を置くべきだと思います。