欠陥修理
今年春に完成した集合住宅で、重大な瑕疵が発覚。
今現在、入居者に退去していただき、修理を行っています。
修理をしている職人は、当時施工した人とは別の人たち。
手抜きを目の当たりにして驚いています。
この現場、瑕疵検査に入った際、壁を壊す提案をしました。
建てた人たちは無知。構造で手を抜いていると確信したためです。
壁を壊した結果、予想以上の手抜きが出てきました。
今回、現場に関わる方たちに欠陥修理の現場を見せることは良いことだと感じました。
職人は、壁まで壊して検査すると思っていないからです。
隠れても発覚するということを学んだと思います。
大きな瑕疵が出ると、双方の負担は大きいです。
また、直接関係がない入居者にも多大な迷惑をかけています。
大規模な修理しないといけない現場、建て替えないといけない現場が
次から次に出てきます。今年だけでも5件関わりました。
確率的はわずかですが、ゼロにすべきものだと思います。