事例1070 「火打ち梁のボルトの種類が違う」
気温が上がりません。
滋賀県に検査に行きましたが、帰り道、彦根あたりで2℃。
明後日くらいまでこの寒さが続きます。
水道管、生コンなどの凍結に注意が必要です。
■(1)今回の事例______________
「火打ち梁のボルトの種類が違う」
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◆写真解説
火打ち梁の固定ボルト。抜いてみたら長さ5CMのスクリューだった。
本来、貫通ボルトを施工する必要がある。
◆内容説明
鋼製の火打ち梁。固定は、貫通ボルト+釘で構造認定を取得している商品。
短いスクリューでは、強度不足になる。
釘は一緒に付いてくるが、ボルトは現場調達。
大工がボルトの種類を確認しなかった。
ボルトの頭だけ見れば、違いが分かりにくい。
ボルト未施工部があり、その穴を見て間違に気づいた。
(仮にあけた穴が貫通していなかった)
◆対策
構造検査時に確認すれば、貫通しているか判断できる。
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■(2)編集後記
この20日に発売された「日経ホームビルダー」
私がたくさん登場します。
・キッチン換気扇ダクトの記事
・2018年の住宅業界を読む
・結露水の記事
・いつもの連載
このうち2つは12月に取材。TV取材なども重なり、バタバタしました。
2018年の住宅業界を読むは、プロのカメラマンを呼んで約1時間半撮影。
そのうち、使われた写真は1枚だけでした。
TVでも15時間撮影して、放送は15分。
メディア業界は大変ですね。