事例1072 「大引き継手、施工不良」
このところ、裁判関係の仕事依頼が多い。
いつも何故か複数件、依頼がまとまります。
期日がある仕事なので、こちらの都合が優先できないのがつらいです。
■(1)今回の事例______________
「大引き継手、施工不良」
_______________________
◆写真解説
1階床を支える大引き継手の不備。
固定が不十分な上、近くに受ける束もない。
◆内容説明
プロの仕事ではないです。
本来、途中で継ぐときは、受ける側の近く(150mm内外)を束で支える必要がある。
さらに、継手部は釘(N75 2本等)で緊結する。
不安定であり、継手が動きやすく、床のたわみなどの原因となる。
◆対策
床下は手抜きされやすい箇所。
1度は床下を確認する。
==============================
■(2)編集後記
息子の大学入試、前期試験が終わりました。
明日から愛知県では、私立高校の入試が始まるようです。
少子化で受験は昔より楽なのかと思いますが、定員をオーバーすると
国が補助金を減らすようで、大学側も合格者を絞っているようです。
昔より、合格率が下がっていると高校の先生が言ってました。
受けた全ての大学は、ネット出願。出願時に受験料もクレジット払い。
その後、大学からデータで書類が届き、それをプリントアウトし、
写真や高校からの調査票を添えて書留で送る。
受験票自体もデータだけという大学もありました。
こういうところでも電子化が進んでおります。