事例1075 「基礎天端から鉄筋が飛び出している」
最近、月曜日は非常に問い合わせが多いです。
現場の予定によっては、当日中にお返事できないこともあります。
土日にメールを入れていただいた方が、対応が早くできます。
■(1)今回の事例______________
「基礎天端から鉄筋が飛び出している」
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◆写真解説
基礎の上端から鉄筋が出ている。かぶりゼロ。縦筋が長いことが原因。
◆内容説明
鉄筋の加工ミス。
コンクリートを流し込む前に、ミスに気付いているはず。
それでも鉄筋加工をやりかえなかった。
一度組んだ鉄筋を加工し直すのは手間がかかる。
躯体を組めば、隠せると思ったのでしょう。
かぶりがなく、鉄筋がすぐに錆びる。耐久性に影響あり。
◆対策
基礎完成後、1階の床を組む前に検査する。
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■(2)編集後記
今年は補助金などの関係で、3月完成を1月などに前倒しした現場が多く、
新築検査自体、3月は去年より予定は少なそうです。
その反面、3月前半は、紛争処理がらみの予定が多く、
空いている日があまりありません。
新築が少なく、紛争関係が多い。仕事量的には、例年どおりです。