事例1079 「シーリング不備」
たくさんの相談依頼を頂いております。
昼間は現場、夜は書類作成業務があるため、対応できるのは夕方の1時間か2時間。
枠が少ないため、お希望いただいてもすぐに対応できないこともあります。
■(1)今回の事例______________
「シーリング不備」
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◆写真解説
窓まわりのシーリング不備。
下地の木が出すぎて厚さが確保できていない。切れやすくなる。
◆内容説明
木造住宅用のサッシを鉄筋コンクリート造や鉄骨造に付けることがある。
理由は値段が安いから。(写真は鉄筋コンクリート造に取り付け)
当然、納まりが悪くなり、おかしな下地を組むと
写真のように、シーリング目地などにしわ寄せがくる。
シーリングをいい加減に施工すると、耐久性に影響する。
早期に切れてしまえば、雨漏りする恐れがある。
◆対策
シーリングを施工する前に目地のチェックを行う。
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■(2)編集後記
先日、検査に伺った現場。
依頼を受けたときは、施工者の雰囲気から品質を期待していなかった。
実際、検査をしてみると、非常に品質が良かった。
品質が良い現場の条件は、現場監督、職人が良い。
瑕疵が多い家は、両方が悪い。
契約時に良し悪しが分かるとよいですが、一般的には分かりません。