安全と品質意識
先日、公的な検査で現場に来た検査員がヘルメットをかぶっていなかった。
最近ではかぶってない人の方が珍しいため、目立ちます。
労働安全衛生規則等での規定の他、施工者が現場内全て着用を強制しているケースが多く、
当然、知っててかぶっていないと思われる。
かぶらない理由は、髪型が崩れるなどの理由でしょう。
検査員に限らず、現場監督も未だにヘルメットを着用していない会社がある。
シートベルトを締めずに運転する心理と同じで、大丈夫、事故起きないと思っている。
当たり前の規則を守れない人は、ちょっとしたことも妥協しやすい。
何か不備を見つけても、このくらいは見逃すかとか思ってしまうでしょう。
事実、監督がヘルメットをかぶらない会社は、検査で現場を見ると、何かにつけてルーズ。
職人や部下も見習い、現場全体がルーズになる。
安全管理意識と品質管理意識はイコール。
ヘルメット着用状況などを見れば、品質の良し悪しも判断できます。