事例1090 「基礎天端 水平不良」

今週も結構、現場予定が埋まっています。
その上、書類作成業務も多くあります。

目を通さないといけない、裁判書類もデスクに山積みです。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎天端 水平不良」
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◆写真解説

基礎天端の水平不良。パッキンを入れて水平を調整。

 

◆内容説明

一部の大手を除き、ほとんどの会社は、基礎完成時の検査で水平測定をしない。

大工が気づき、パッキンなどで調整すればよいが、
そのまま建てられているケースも多い。
躯体が精度よく建たない。また、床の傾斜などの問題が起きる。

写真は、基礎完成検査で水平不良を指摘。
基礎で修正するように指示したにも関わらず、
パッキンを入れて調整した。

 

◆対策

基礎完成時に水平精度をチェックする。
(機材がないと無理です)

 

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■(2)編集後記

木造の構造検査。屋根部の柱(小屋束)の仕口を止める金物が
大量についていなかった。

私の感覚で、おおよそ30ケ。
ここまで多いと、誰か私の前に、気づいても良さそうです。

当然、瑕疵保険の検査員も指摘をしない。

金物は目立たない。気にして見ないと見落としてしまいます。

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