点検商法
施工業者から相談を受けた。
内容は、第三者検査会社からの報告書が無茶苦茶。
どう対応すればよいか。
書類を読むと、何が言いたいのか分からない。
想像、想定の内容が、まとまりなく書かれている。
唯一の結論は、過分な修理方法を指示している。
この書類、保険会社からも使い物にならないと言われたらしい。
この会社は第三者検査会社としては規模も大きく、
インスペクターの民間認定を行うなど、有名な会社。
検査員の大半は、外注。つまりアルバイト。
今回の検査メンバーの中にはリフォーム屋の社長も含まれていた。
検査からデタラメな改修工事を誘導し、儲けようとしていたら、
検査は金儲けの手段になる。訪問の点検商法と変わらない。
検査という仕事は、不安を煽ることが容易。
副業で検査をしていれば、本業へ利益誘導することを考える方もいるでしょう。
今までも、この会社が検査した後に何度か呼ばれている。
検査のレベルはよく把握しております。
検査会社は、大きければ良いというものではありません。
いくら実績がNO1だと言っても、個人レベルでは、年に数棟が平均でしょう。