現地の建築事情
久しぶりの更新です。
海外からサーバーへのアクセスができない設定にしているため、
滞在中の更新は出来ませんでした。
(メール送信の海外からのアクセス許可も忘れて出かけました)
設定していても、時間に余裕がなく、おそらく更新は出来なかったと思います。
現地への移動は、乗り換えの待ち時間など入れて計約9時間。
訪問した町は、ローカルだという情報でしたが、とにかく人が多く、渋滞もひどい。
ちょっとした移動でも時間がかかり、全体的に時間が足りませんでした。
ビルも住宅も施工方法がダメです。
日本では当たり前の重要な施工が、出来ていません。
ただ、私がいくらこうしてくれと言っても、相手は聞く耳を持ちません。
「どこでもこの方法だ」と反論されます。
私が最初に見た現場は、2階建ての集合住宅の現場。
そこの現場責任者が、マンション現場を経験していたというので、
マンション現場を見せてもらった。やはり同じ施工方法でした。
構造計算での安全性は、日本の耐震基準より低い。
それに加えて、施工がダメなので、震度5強くらいが来れば、相当な被害が出るでしょう。
場所を書いてしまうと、投資用コンドミニアムの販売会社から苦情が来る恐れがあるため、
もう少し踏み込んだ内容を確認するまで、訪れた国の名前は伏せます。
首都に行けば、多くの外資系建築企業が入っていますが、
多くは中国、インドなどでした。
次の建築計画の際は、計画段階からアドバイスする予定。
ただし、相手のやり方を変えさせるのは簡単ではありません。
日本で現場監督や職人を指導していた方が100倍楽です。
写真は次回以降で紹介します。