事例1109 「打ち継ぎ部 シート被り」
今日、カード会社から不正使用の疑いがあると電話がありました。
どうやらカードの情報が洩れ、
アマゾン、アップル、メルカリなど、ネット上で複数回、
使用されてしまったようです。
不正使用は、カード会社が保証してくれるため、
金銭的な被害はありませんが、
いろいろ本人で確認することが多く時間を取られます。
■(1)今回の事例______________
「打ち継ぎ部 シート被り」
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◆写真解説
住宅の基礎。防湿シートが打ち継ぎ面(深基礎とスラブ間)に被り、コンクリートの一体化を妨げる。
構造的な影響あり。
◆内容説明
今回の例は、深基礎がある場合によく見かける。
シートがコンクリートを分断し、一体化を妨げる。
住宅の基礎屋さんは、打ち継ぎ面をあまり気にしていない人が多い。
ゴミや泥が落ちていても、それがダメだと思わないようです。
大手ハウスメーカーの布基礎や、
ベタ基礎でも一部の会社は基礎本体に打ち継ぎを設けません。
ベタ基礎では、スラブと立ち上がりの2回打ちが多いです。
打ち継ぎが出来ますが、きちんと施工できれば、問題はありません。
◆対策
コンクリートを打設する前に、打ち継ぎ面を確認する。
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■(2)編集後記
弊社の事務所では書籍を一般販売しておりません。
それをやってしまうと本屋さんから叱られます。
自社サイトでのネット販売も禁止されています。
今日、書籍購入目的で来ていただいた方が見えたようです。
ご足労お掛けました。申し訳ございません。
例外として、面談やセミナー時には、販売可能です。
不特定多数の方へ売らなければ良いのでしょうか。
出版社に聞いてみます。