事例1112 「屋根材が飛んだ」
昨日は午後から東京で打ち合わせ。
終電の新幹線に乗れず、品川泊。
朝、名古屋へ戻り、そのまま現場へ入ります。
■(1)今回の事例______________
「屋根材が飛んだ」
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◆写真解説
台風の風で屋根材が飛んだ。
釘打ち位置のずれ、接着不良が原因。
◆内容説明
「アスファルトシングル」という屋根材。
大手分譲メーカーが採用するなど、よく見かけます。
昨年あたりから、台風で飛んだという報告を結構受けています。
実際に飛んでしまった現場を確認すると、
施工不良が見受けられる。
職人がマニュアルをよく読まず、自己流で施工しているのが原因だと思われる。
◆対策
仕上がると、釘や接着剤は確認できない。
職人への事前指導が重要です。
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■(2)編集後記
現場の人出不足が深刻です。
現場は汚い、危険、きついの3K。
さらに職人やお客さんなどとのコミュニケーションも取らないといけない。
好き好んで現場の仕事に就く若い人が激減しています。
今現在、根本的な改善の動きはないため、今後、ますます人出不足になるでしょう。