事例1116 「鉄筋切断」
今日の午前中は三重県の現場。
朝、雨が降っていたため、名二環、東名阪が、かなり混んでいました。
天気や曜日などで渋滞状況が変わるため、
なるべく早めに出発することを心がけています。
■(1)今回の事例______________
「鉄筋切断」
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◆写真解説
基礎の立ち上がりにあとから換気孔をあけた。
鉄筋が切られている可能性があり、非破壊の機械を使い調べたところ、
縦横各1本づつ切断されていた。(赤線が鉄筋位置)
◆内容説明
床下の通気が不足しているため、通気のための孔をあけた。
コンクリートに孔をあけるより、鉄筋位置を調べるほうが費用が掛かる。
そのため鉄筋探査を省略するケースが多い。
今回、主筋が切られている。
基礎の耐力への影響は大きい。
工務店さんで鉄筋探査の機械を自社で持っているところは皆無だと思います。
孔あけするので鉄筋探査をして欲しいという依頼は、年に1件くらい。
そのくらい、孔あけ時においても、鉄筋位置を調べる習慣はありません。
◆対策
コンクリートに孔をあける場合は、鉄筋の位置を調べる。
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■(2)編集後記
約束を守れない大手ハウスメーカーの工事責任者がいる。
約束しても期日までに行動が出来ず、8ケ月くらい逃げている。
こんな人が責任者ですと、下請けも付いてこないでしょう。
また、部下へも悪影響が出ると思います。
一部上場企業と言えば、きちんとしたイメージがありますが
この業界では、人出不足の影響で、そうでもありません。
この工事責任者がいる支店で家を建てないほうが良いです。
こちら側が諦めるのを待っているのかもしれません。
このまま、約束を履行しない場合、社名、名前を公開しようと思います。