事例1123 「壁の大きなジャンカ」
今年初の出張。
新幹線や駅は、行きも帰りもガラガラ。
年末年始の休み明けで、旅行する人が少ないかもしれません。
■(1)今回の事例______________
「壁の大きなジャンカ」
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◆写真解説
コンクリート壁の空洞。打設不良が原因。
放置せず適切な補修をすれば強度等の問題は無い。
◆内容説明
壁式鉄筋コンクリート造。壁の大きなジャンカ。
型枠をばらしてみるまで、ジャンカの有無は分からない。
しっかり締め固めたつもりでもジャンカが出てしまう事もある。
特に指示をしないと、現場にあるセメントと砂を混ぜて
簡単に補修されてしまう可能性が高い。
ジャンカが出てしまった場合、ジャンカの程度を判断し、補修方法を決め、
ポリマーセメント等、品質の確かなものを充填するように指示を出すことが重要。
◆対策
ジャンカが出ないように、打設時に注意をはらう。
ジャンカが出た場合の補修方法などの基準を確認しておく。
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■(2)編集後記
年末年始はスキー場で過ごしました。
丸2日間、朝から夕方まで、昼ごはんも食べず滑り続けました。
(レストランが混んでいて座れなかったためです)
今回行ったスキー場、半数以上は外国人。
周囲にある分譲マンション、別荘の看板も外国人向けでした。
外国人が来なかったら、スキー場やホテルは成り立たないくらいの比率です。
SNSなどのおかげで、日本に来る外国人が増えています。
年末年始など、ますますホテルの予約が取りにくくなると思います。