設計図書 偽装事件
長期化している裁判に途中から関わった。
書類が膨大にあり、今までの経緯を理解しないまま、
取り急ぎ、現場の鑑定を行った。
鑑定後、いろいろ深く掘り下げていくと、
故意に偽装設計されていたことに気が付いた。
偽装の手口は巧妙で、素人さんが気づくことは難しい。
今回は、構造ではないが、過去に起きたマンション偽装事件と背景は変わらない。
この建物は、住宅ではありません。
工事が途中で止まっていなかったら、利用者が騙されるところでした。
なぜ、建築士は不正を犯したのか、
会社に所属する建築士なので、上からの指示でしょう。
仕事を受注するために、発注者を騙し、規定に沿わない建物を
沿っているように図面を偽装し、行政のチェックもパスした。
同じような事例は、バレてないだけで、他でも数多くあると思います。
裁判中のため、具体的に記載できませんが、
後々、マスコミに取り上げてもらい情報公開したいと思います。