住宅業界の現状
大手ハウスメーカー社長のインタビュー記事を読みました。
そこには、新たな宅地開発を行うことが書かれていました。
宅地開発の目的は、宅地を確保しないと家の受注が難しいからだと思います。
(建築条件付きで土地を売る)
ここ数年、大まかにみると家の着工件数は横ばい。
今後、緩やかに減っていくことは確実です。
業者間の受注競争が激化する中、商品自体に魅力がなければ、
土地を提供するのが手っ取り早いです。
その一方で数年前から、国は空き家対策に予算をつけています。
対策事業に参加したことがありましたが、税金の無駄使い感はありました。
新たな宅地開発を許可しながら、空き家も減らす。
国の方針は、人口が減っている状態では、矛盾していると思います。
大手ハウスメーカー以外も、受注確保に一生懸命。
着工数が増えない中で、愛知県でも他県の有力メーカーが次々に参入。
競争の激化が、増すと予想しています。
競争が増せば、価格面において、買う方は有利です。
ただし、住宅の現場は、今も忙しい状態が続いて、施工面でミスが出やすい。
職人不足の状況でも、職人さんからは、単価が安いという愚痴しか聞こえてきません。
現場監督も疲弊している人が多い。