事例1156 「天井の大きな開口(省令準耐火構造)」
昨日は、現場予定が全てキャンセルになり、一日事務所に居ました。
名古屋は予想していたより風も吹かず、台風が通り過ぎました。
今日は朝から現場へ出ているため、ニュースをよく見ていません。
関東などで被害が多く出ているようです。
帰ってからニュースをチェックしようと思います。
■(1)今回の事例______________
「天井の大きな開口(省令準耐火構造)」
_______________________
◆写真解説
省令準耐火構造の家。天井石膏ボードの大きな穴。
TVアンテナ線をあとから通した。穴が大きく防火性能が著しく落ちる。
◆内容説明
ユニットバスの天井裏。防火被覆の石膏ボードに大きな開口があけられている。
室内側からの火災に対しても性能が求められる仕様。
開口の放置は、所定の性能を確保できない。
(その他、洗面所側の施工もミスがあった)
◆対策
省令準耐火構造は、設備工事のからみも多い。
設備業者へ施工指導を行う。
==============================
■(2)編集後記
先日のセミナー資料で、年代別の瑕疵傾向を説明しました。
その資料を作っていた時、この仕事を長くやっていると改めて思いました。
ここ数年、自分の仕事に関してはあまり変化がありません。
変えたほうが良いと思うことはたくさんありますが、
日々の仕事に追われ、手付かずです。
業界は、変化がないように見えますが、結構変わってきております。
ここらで自分の仕事のやり方も変えていかないと、どんどん時代に合わなくなります。
変化を恐れず、手を付けていかないといけませんね。