事例1162 「床下への雨漏り」
年内の営業は実質2週間。
新築検査のスケジュールが混んできております。
今日の午前中は1件延期があり、空きました。
その分、来週の予定がきつくなります。
■(1)今回の事例______________
「床下への雨漏り」
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◆写真解説
外壁を伝った雨水が、基礎内へ入ってくる。重大な施工不良。
◆内容説明
長期優良住宅などの基準では、土台水切の施工が必要。
外壁の雨水が土台を濡らしてしまうと、耐久性が無くなるからです。
写真は、大手ハウスメーカーの家。
外壁下に土台水切りのようなものがついているが機能していない。
この家だけの問題か、全体の問題かは不明。
新築時からの現象で、もうすぐ10年になる家。
施主の言うことを聞かないので、私と弁護士に依頼。
品質、アフターサービスの悪さはピカイチです。
◆対策
外壁を伝う雨水は、土台水切りなどを設け、土台へかからないようにする。
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■(2)編集後記
今現在、サポートしている裁判の一つ。
判断が不服として、相手側が裁判所を攻撃し出した。
裁判所が相手にすることはないため、
結局、こちらが相手することになる。
その他、いくつか意見書作成依頼が来ているため、
年初にかけ、紛争の仕事も忙しくなりそうです。