事例1167 「屋根の勾配が反対」
今シーズン、名古屋の積雪は今のところなし。
生コンの凍結を心配するような気温にならないため
今年は、凍結の注意を1回も出していません。
■(1)今回の事例______________
「屋根の勾配が反対」
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◆写真解説
屋根の勾配が打ち合わせと反対。
最終図面を間違って作成したのが原因。
◆内容説明
実施設計に移る際、屋根の向きを設計者が誤って反転。
そのまま施工された。
最終図面に確認のサインをする際、
施主は1年近く、細かく打ち合わせをしてきたこともあり、
間違いがあるはずがないと思い、よく見ずにサインしてしまった。
ハウスメーカーは、明らかな設計ミスであるにもかかわらず、
責任は最終図面の確認を怠った施主にあると主張。修理に応じない。
本来、間違いがないことを確認するのは、設計者の仕事。
屋根の向きを間違えるのは、全くチェックしていないと思われる。
◆対策
図面にサインや捺印を求められた場合、
持ち帰るなどして、一通りチェックをする。
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■(2)編集後記
現役の不動産業者が集い、忖度のないつぶやきで話題を集める
ツイッター集団「全宅ツイ」の本を複数買って読みました。
普段から不動産に関するニュースをチェックしているので
目新しいものはありませんでしたが、不動産業界を知らない
これから不動産を買おうとしている人は、読んだ方が良いかもしれません。
私自身、3回、不動産購入の経験があります。
1回目は20代後半。完全に素人扱いされ、相手のペースでした。
2回目は30代半ば、競売の入札に参加。土地の引き渡しまでに妨害などもあり
良い経験をさせていただきました。
3回目は40代後半。相手はこちらを警戒していただいて、どちらかといえば
私のペースで取引ができました。
4回目がある時は、さらに上手く取引できると思います。
自分自身の経験を活かし、皆様にアドバイスをしていけたらと思います。