事例1169 「気流止め未施工」
中古住宅検査で屋根をドローン撮影。
カラーベストが割れているのを発見できました。
中古住宅検査では必要性が高いと感じました。
■(1)今回の事例______________
「気流止め未施工」
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◆写真解説
最上階間仕切壁上、気流止め未施工。
屋根裏と壁内がつながり、省エネ性能を落とす。
◆内容説明
最上階の天井で断熱する場合、壁上が空いていれば、
部屋の空気がスイッチ開口などから屋根裏へ抜けたり、
屋根裏の熱が壁内へ入ってくる。
気流止めを設けるのが一般的になったのは、まだ最近のこと。
施工がされていても、隙間があったり、電気配線などが貫通していると
空気が動きます。
気流止め。家の省エネ性能を高めるには重要な施工です。
◆対策
工事中に気流止めをチェックする。
(屋根断熱の場合は不要です)
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■(2)編集後記
今日は朝8時から現場入り。今週は毎日、早出が続いています。
早くから現場へ行けば、夕方以降、時間に余裕ができますが、
私は、朝の方が事務仕事に集中できます。
午前中は事務所、午後から現場が好ましいです。
そうは言いつつも、現場に合わせて動いております。