事例1186 「天井断熱欠損」

毎年、梅雨の前半は雨が少ない印象ですが、
今年は雨量が多い予報です。今日もかなり降りました。

昨日くらいから、猛烈に蒸し暑さを感じてます。
その中でマスク着用はつらいです。

 

■(1)今回の事例______________

「天井周囲の熱」
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◆写真解説

最上階天井の外壁際、天井裏の熱が伝わっている。
壁と天井との取り合い部、断熱材に隙間ができる納まりになっている。

 

◆内容説明

天井際の温度差、5月で4度。真夏、真冬はさらに温度差が出る。
全体の天井面積からすれば、欠損部分は約3%ほど。
40坪総2階の家であれば、畳1枚分くらいで、
大きな天窓が付いているようなもの。

これを許容範囲とするかどうかは、家に求める省エネ性能によって違います。

少し、施工の納まりを改善するすれば、無くすことができる内容。

 

◆対策

家の省エネ化が進む中、各社で省エネ性能に関する考え方はいろいろ。
どのレベルの性能を求め、実際にその性能であるのか判断する。

 

 

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■(2)編集後記

今年の住宅着工数の予想が出てました。
前年度約20%減。元の数字に戻るのは2年後。

一律平均して20%減が2年間であれば、多くの会社は持ちこたえられます。
だが、このような状況の中で、業績を伸ばすところもあるので、
20%以上減らす会社も出てくると思います。

第2波が来ないことを願います。

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