事例1194 「火打ち梁、ナット締め未施工」
多い時には2時間以上、連絡業務に時間を割きます。
連休などは、連絡がほとんど入らないため、
それだけで非日常的な雰囲気を感じることができます。
■(1)今回の事例______________
「火打ち梁、ナット締め未施工」
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◆写真解説
火打ち梁ボルト締め未施工。大半の箇所で同様にナットが締まっていない。
本締めを忘れたたまま完成。
◆内容説明
1,2ケ所程度なら締め忘れ、チェック漏れがあるとしても
1軒の家でかなりの数、ボルトが締まっていなかった。
建て起こしまで、本締めを行わず、
目についた部分だけ締めた他は、緩んだまま完成。
構造的に重要な部材であり、仕口の緩みは
家の耐震、耐風性能に影響を及ぼす。
◆対策
ボルトの緩みは、気にしないと目につきにくい。
構造検査時にボルト締めの全数検査を行う。
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■(2)編集後記
名古屋は本日、40度近い最高気温予想が出ております。
明日からも全国的に高温の予想が続きます。
現場予定がないのは、今日まで。
今週、標高1000Mくらいの場所での予定もありますが、
これだけ暑いと2000Mくらいの高地でないと、涼しくありません。
気温が高いと空調服も涼しく感じなくなります。
暑さを覚悟して、明日からの現場予定に備えないといけません。