事例1196 「断熱材未施工」
木曜日から今日までの3日間は、現場予定がかなりタイトでした。
そんなときに限って、現場で喧嘩を売られることも多かったです。
私を攻撃したい理由は、検査(私)が嫌。
それは、施工に自信がない証拠です。
瑕疵保険の検査員は威圧すれば、引っ込みますが、
私は立場が違うため、そうはいきません。
■(1)今回の事例______________
「断熱材未施工」
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◆写真解説
最上階、天井断熱材未施工。
オレンジ色の部分約2平米に断熱材が敷かれていない。
これ以外の箇所も未施工多数。
◆内容説明
断熱材の仕様はグラスウール。
天井断熱材は、点検口が1つあるものも目視不可能。
赤外線サーモグラフィーカメラで撮影をすると
壁と天井の何箇所かで断熱材の未施工が発覚。
樹脂サッシを入れるなど省エネ性を意識している家。
断熱材の未施工部が多ければ、省エネ性能がかなり落ちる。
◆対策
一般的に未施工の確率は低いが、グラスウールやロックウールは
施工の不具合が出やすい。目視に加え、赤外線サーモグラフィー
カメラ撮影を行う。
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■(2)編集後記
台風10号が気になって仕方がないです。
愛知県は影響が無さそうですが、九州地方が心配です。
勢力が大きいのは、海水温が高いため。
海水温が高い影響は、6月くらいからの家の結露増加にも影響しています。
前にも書きましたが、結露調査に役立つと思い、気象の勉強を少ししております。
台風についても以前より詳しくなりました。