事例1197 「地盤からの基礎高さ」
4連休ですね。
今朝、名古屋高速一宮線で事故が2件もあり、
早めに出発したにもかかわらず、15分ほど遅れました。
今日は終日、どこへ行っても道路が混雑。
最近は新型コロナの影響で、連休でも道路は空いていたため、
久しぶりに車の多さを感じました。
■(1)今回の事例______________
「地盤からの基礎高さ」
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◆写真解説
周囲地盤からの基礎の高さが低い(300mmほど)。
フラット35や長期優良住宅の仕様は劣化対策で400mm以上必要。
◆内容説明
地面からの雨の打ち返しや、シロアリが上りにくい高さを考慮し、
地盤面からの基礎高さは400mm以上という規定がある。
(告示では300mm以上)
図面より基礎本体を低く施工するというよりは、
周囲の土を上げすぎる事例がほとんど。
GL設定や庭の設計に無理がある場合に起きやすい。
◆対策
完成時に基礎の高さを確認する。
(テラスやポーチなどは対象外)
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■(2)編集後記
今月バタバタしている原因は、完成現場が多いためです。
8月に比べると10倍くらい完成があります。
完成検査に付きものの床下に、今週は毎日入っています。
連休があると、休み前後に工事中の検査予定が埋まりやすくなります。
そのため、この連休は欠陥検査などの予定を埋めています。