建築士賠償責任保険
ブログ更新が5日ほど空いてしまいました。
こんな時期ですが、内容的に延期ができない仕事ばかりで
移動の多い1週間でした。
できる限りの配慮をしながら仕事をしております。
建築紛争で、設計監理者である建築士に責任追及する例が
増えています。
欠陥住宅は施工者に原因であることが多いです。ただ、
設計図書が間違っていた。また、監理者がチェックしていれば、
ミスが防げたという例もあります。
建築士の責任が確定しても、問題となるのが支払い能力。
大手の設計事務所はごく一部、住宅を手掛けるのは
小さな設計事務所が大半です。
責任を取りたいが、お金がないというケースがよくあります。
こういったケースのために建築士の賠償責任保険があります。
ただし、加入率はあまり高くありません。
ミスをしないだろう、何かあっても施工者が責任を取る、
保険料が高いというのが加入率の低い原因だと思います。
設計事務所に設計、監理を委託する場合、保険に加入しているか、
確認することをお勧めいたします。