事例1215 「マンションの雨漏り」
未だ、かなりスケジュールが過密で、
朝1時間くらい早く、出社するようにしています。
ただ、朝早く現場に出る日が週に2,3日はあるため、
あまり仕事が片付きません。
■(1)今回の事例_____________
「マンションの雨漏り」
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◆写真解説
マンションの床や壁が変色。
雨漏りを疑い、赤外線サーモグラフィーカメラ撮影を実施。
壁下と床の一部(青色部)が濡れていた。
◆内容説明
雨漏りが頻発している分譲マンション。
端世帯の雨漏り状況を調べたところ、
ほぼ全ての世帯で室内側に水の浸入を確認した。
外壁にウレタン吹付(断熱材)があるため
室内への被害が分かりにくく、
一部の世帯で被害が重症化した時は、
瑕疵担保責任期間の10年を過ぎてしまった。
◆対策
内装などに黒ずみ等の変異が出た場合は、早めに原因を確かめる。
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■(2)編集後記
すでに4月の欠陥住宅調査枠が埋まりました。
それほど不具合が出ている現場が多いです。
新築検査においても、未だ基準を無視して
自己流で施工している現場が多い。
基準などを知らなくても建築業を営むことができます。
無知な部分は、下請けの設計事務所、専門業者がカバー。
ただ、設計事務所などは頼まれた最小限のことしかやらないため
不具合施工が多発します。